# 都立中高一貫校と国立はどちらかしか受験できない
都内で都立一貫校か国立の中学受験をお考えの方なら最初に思う疑問が、
「都立と国立、両方受験できないのか…」という点。
ズバリ言うと、日程が同じために不可能なんです。
あまりいないと思いますが、小石川の特別枠(卓越した能力がある子だけが受けられる)などの別日程の試験となら併用可能です。
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国立と都立、受験勉強のやり方が違うので両方は難しい
主に国立は、私立型の勉強をされている人たちが、ついでに受けるイメージです。
都立は、適性検査型と言いまして、作文・グラフ分析・実験の説明が書かれた文章から考察する理系的問題など、少しクセが強めでして、それを専門に勉強をする塾などに通っている子がとても有利となります。
小石川だけは別格
ほとんどの都立は適性検査型の勉強をしている子たちが受検をするのですが、小石川は難関私立中学を目指している子たちもついでに受検をしますので、都内でナンバー1の難関公立一貫校となっています。
国立にするか都立にするか決めるのは小4あたりがベスト
と言いますのも、国立の勉強を始めるなら小4までにはしておきたいところだと思います。小5,小6でどっちにしようかなという感じでしたら、迷わず都立一択です。
都立中高一貫校の勉強が本格化するのは小6から
enaなどは低学年から入れますが、うちの子どもがZ会の進学塾に行きだしたのは小6からでした。そもそも小5までのコースは存在していなかったので、小6からの対策でも間に合うという事だと解釈していました。実際、小6の頭で受けた模試はとても偏差値が良かったのですが、その後どんどん下がりまして、本格的に始めた子たちにグイグイ抜かされたのを実感しました。
適性検査型は小6の一年間が勝負となります。
国立受験・都立受検 それぞれのメリット・デメリット
●国立受験のメリット
・私立型の勉強内容とかぶるので、難関私立も狙えるようになるかも
・高校受験につながる内容となるので、先につながる勉強ができる
●国立受験のデメリット
・私立を狙っている子たちも受験をするのでハイレベル
・それに太刀打ちできないとダメなので早くから受験勉強を始めないといけない
●都立受検のメリット
・小6から勉強を始めても間に合うかも
・内申書の割合も高いので、内申が良い子はお得
●都立受検のデメリット
・勉強が特殊で、その後の中学で成績がハネるかは微妙
・運に左右される事もある
都立中高一貫校に通う子どもがいます。ワードプレスの勉強がてら、大変だった中受の1年半を振り返っています。 趣味はワードプレステーマの自作。コーディングもしています。
●中学受験を振りかえって
●小6の1年間
●5年生までにしていて良かった事
●公立中学受験対策マニュアル
●都立中高一貫校の生活・勉強